秘密の隠れ家

まだまだ、街を走れば隠れるように佇むクルマ達を見つけることができる。

左京に潜むジャパン。初代大門仕様ぽい。
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一見ただのR32だが超貴重なオーテックバージョン。リアドアのブリスターフェンダーをはじめとして、見るからに雰囲気が違う。
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場所が病院という事もあり、間違いなくマニアの医師であろう、という想像(笑)
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フロントスクリーンを落としたMGA。イベント帰りかな。
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伏見で見つけたN14パルサー、しかも5ドア。今見てもかわいいな。
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天王町の近くに潜む三代目360サンバー。
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朽ち果てつつある、初代ディアマンテ後期型。伏見にて。
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“21世紀に間に合いました。” 初代プリウスの前期10型。しかもイメージカラー。正に歴史的な1台だ。
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10プリウスは5万kmでバッテリー交換が必要なため、残存数が極少ないのだ…

可愛すぎるド定番、デリボーイ。
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宇治に隠れていたもう一つの歴史的な一台、初代ゴルフ。
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キャリア、後付フォグ、サイドのレタリングが80sで泣かせる。

昭和的ミニバンの密かな定番だったドミンゴ。
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1000ccの(現在の)軽サイズなのに7人乗り、4WD、パノラマルーフ、ワイドミラー、フォグのてんこ盛り状態。当時の日本がまだ発展途上国だった事がよく分かる。

琵琶湖では、老夫婦の乗る初代プレリュードに遭遇した。元気そうでとても嬉しい。
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富山は高岡にいた初代フォード・ブロンコ。
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タイヤカバーまで、とても美しい。
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鶴見で見つけた初代キャラバン。「大阪城本丸」は何の意味だ?
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先のN14パルサーと同じ思想同じ時期の、三代目ミラージュ。しかもこれも5ドアっぽい。
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ウチのホンダに初代シビックがいた。フルレストア状態の素晴らしいコンディション。
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家の前で遭遇したジャガーEタイプ。しかもシリーズIの4.2L。最強だ。
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この世で最も美しいクルマのひとつ。

これも綺麗なジュリア・スーパー。いつ見ても素敵だ。
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ホテルの前で見かけたポルシェ928。どうやらパリからニューヨークを目指しているらしい。
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ヘッドライトにも細やかなガードが装着されていて、手がかかっている。何より少なくとも20年以上前の車両だっていうところに拍手。

向島あたりをプラプラ走ってたら、なんとNSUの(プリンツ)TTがいた!
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ポートピアにあるヤードで、悲壮感ありすぎるテスタロッサ。初めてフェラーリに座った(笑)
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ちゃんとドアは開けれたな♪

伏見にて、フルライン・リトラクタブル時代のアコード。凄まじく状態が良い事に驚愕。
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西本願寺の裏でこんなクルマに出会った。なんだろう…
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間違いなく何かのレプリカだ。が、元ネタも不明。

四条油小路あたりか、変なフィアットがいる。これは…
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デュカートだ。しかも最新モデル。しかも最高級?

何にしろ、デカすぎるだろ…
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更に、御池を下ったあたりで、とてつもない風景に遭遇。
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なんと…アヴァンタイムが2台もあるじゃないか…しかも…

ルノーのヴェルサティス。
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日本には結局正規輸入されていない。それが何故ここに…
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並行なんだろうけどね、いい内装だ。
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今日改めてまた通ったら、ちゃんと使われていて嬉しくなる。
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まー、これを600万とかかけて買おうなんて、酔狂にも程があるよね(笑)

しかしこのオーナー、相当な美意識を感じる。

フランス車の、しかもアヴァンタイム2台と一緒にいるのは浮遊感あるデザインのアメ車。リンカーン・マークⅧなんて、僕も大変に好みだ。
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後ろにはトヨタiQもいる。

リアだって、この存在感を見送る幸福を想像すると、むしろこれからのクルマにこそ欲しいデザインだと思う。
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もう1台のフランス車も、C4ピカソの5人乗りという、またマイナーな…
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このビュイック・リーガルも清楚で好ましい。
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いったい全体、オーナーは誰なのだ…

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仕事のバランス

映画「日本で一番悪い奴ら」を見た。

タマフルでの好評価を見たからだが、

感想は…それ程でもなかったかな…と。

1. 綾野剛、ピエール瀧らの演技がリアリティが無い
逆にYOUNG DAISは良かった。あの軽さがちょうど良く、それはむしろ題材と演出手法が合ってない事を示しているのかも。それとは逆に中村獅童の演技も、重くて良かった。

2. チーム感が薄い
タマフルでの「そこが良い」って部分がいまいち感じなかったかなー。期待しすぎたのかも。楽しそうというシーンより、綾野剛の親分感が出るシーンに見えてしまった。

3. タイム感が速すぎる
先のチーム感の不完全燃焼もこれに原因があるように思えるし、綾野剛がハマっていく感じがやや拙速に感じられ、結局「そんなにも黒社会にどっぷり」な様に見えなかったのが、ちょっと結末への流れに納得しづらい部分に繋がってしまったのかも。

つまり、軽くも重くもなく、どこでバランスを取って見れば良いのか把握しづらかったのが問題だったのかと思う。

題材の稲葉事件を読むと、稲葉氏は捜査用の資金が足りずに密売を行い、それがパンクした、つまりは業務上の流れからの違法行為なようだ。で、僕らも正直警察がこういう事をやっててもさほど驚かない(自分だけ?)。少し自分の常識に不安を覚えるが、映画はここを見せ場として出している時点で違和感が出てしまう。
とても真面目に職務を遂行しつつ、一方で「ご褒美」もそれなりに得る。

頑張ってるんだからこれ位はもらわないと、というバランス。

自分のスケジュールで仕事をし、
仕事として猥雑な時間を過ごし、
より強いプレッシャーをより大きい見返りでバランスしていく仕事のスタイル=ライフスタイル。

それらを見ながら、とても強い罪悪感を感じた。成果を狙うほど周囲/世間と乖離していく可能性は、誰にでも起こり得るし把握しづらくて恐ろしい…

登場人物の誰もがハッピーエンドになっていない。それが現実だ。

素敵な出会い

昨日は、とても暑い日。
予約していた重森三玲庭園美術館に行ってきた。

東福寺の庭をやった人の庭が、我が家のすぐ側にあったという驚き。
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庭も勿論だが、家の設えも素晴らしい。
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このポップな襖絵が白眉だろう。
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釘隠しにも清水焼が使われていたり、細々と拘りが見られて飽きない。

水屋に至る廊下の欄干や、簾の向こうだが高さを上げた石の手水鉢などなど…
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前衛的な雰囲気が昭和感を濃厚に感じる。
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それにしても、大変に蒸し暑い一日。

そばの吉田山に登ろうとしたら、台湾からのカップルに出会い、一緒に茂庵に行くことになった。
研究職の女性と教職の男性は婚約中の旅行らしく、結婚式用らしい”例の様式”でたくさんカップルの写真を撮っていたので、気づいたらそのお手伝いをする事に(笑)

今日も大変に混みあう茂庵。
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アラフォーの4人でワイワイ。特に女性がとてもユーモアがあり、面白い。
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なんと6×9の大判マミヤを買ったというヤヨイ氏。あーでもこーでもないとやってるけど、写真屋さんみたいで、やっぱり見た目が楽しい。
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写真の小道具でブランコに乗ったり、
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吉田神社の撮影場所としてのポテンシャルを満喫したり。
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偶然の出会いだからこそ、本当面白かった。

ところで、

中華系の人々は本当にロマンチックな写真を好む。見つめあったり抱きあったり、これでもかという位に写真を作る。決して悪いことではない、と思う。
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ノン・クリティカルヒット

マレーシアで買ってきた「お餅」=Ketupat
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サテーのタレで食べるらしい。

こんな風にパッケージになっていて、このまま茹でる。1時間も!
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茹で上がるとこんな具合。日本の餅ほどモチモチしていない。味も薄め。確かにソースが要るな…
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これもマレーシアで買った、カヤジャム=Seri Kaya。
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ココナッツと卵のペーストで、パンにつけて食べるマレーシアの定番食材。

ピーナッツバターっぽいが、もう少し柔らかく香りが立ってる感じ。ピーナッツバターのガツンとしたインパクトより、こっちの方が皆も好きそうで普通に美味しいよ。
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香港で買ってきたラーメン。雲南省のビーフン。だが、麺はすごく太く、茹で時間もなんと6分!(調べたら米線=ミーシェン=Mǐxiànはビーフンとも違うらしい。熱湯のまま食べるのが本来だそうな…)
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鮑と鶏という出汁がとっても美味く、麺もモチモチ感があって非常に好感度高し。更に具を足したら最高だ(何を足すべきかは不明…)。

前から気になっていた浄土寺にある定食屋さん。これで850円というコスパ。男向け、学生向けな感じかな。
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煮詰めずに上手くできました鰯。
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ちゃんと作った梅酒ってなかなか無い、気がする。家で作っていても、100点の梅酒を味わったことも無いのに大丈夫??みたいな思いもあったので買ってみた。
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苦味&独特の香りが特徴的。

素敵なお家

近所を走っていると、京大の入口そばに売り物件があるのを見つけた。

枯れ具合が素晴らしい。少し荒れも見られるが住んでみたいなあ。
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調べたら見つけた
藤井厚二による、昭和2年の竣工だそうな。
この方、京都帝大教授であの聴竹居を作った人…ひゃー…超ビッグネーム。

しかし、この家だけで無く奥のさらに大きな家と146坪の土地も付いて「1億1千5百万」!!
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さすがやな…まあ今回は諦めよう(笑)

七条東洞院にて
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出雲路橋を少し下ったところに新しい喫茶店ができているのを見つけた。クリオネcafeという名前だ。
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夕方に川を眺めながらとか、ハートカクテルっぽくて良さそうだ。

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ここより。

暑い。御所の木陰でひとやすみ。
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ナイーブな人

“FAKE”を見てきた。

佐村河内氏についてのドキュメンタリー映画。

数カ月前から様々な紹介で評判だったし、なんなら”ドキュメンタリーとは何か”という命題も揺さぶるという話も出ていたので、これは…と期待していた。

命題に関しては、作品そのものよりも、そこからの思考に依ってできあがるものなので、個人差が大きい話だとは思っていたが、実際の作品にはそこまでの強い意志は感じなかった。それよりも…

ドキュメンタリーとして見るか。
佐村河内物語として見るか。

今、改めてまとめようとすると、まとまらないし、むしろそれにこそ監督の意図があるのかとも思うけれど。一方で、それは一種の諦めじゃないか、とも思う。
この映画は監督のものなのか、佐村河内氏のものなのか、みたいな事で言えば、佐村河内氏こそが”ネタ元”で価値の源泉である筈だ。

そのネタを、この映画は自然な手ブレ、自然なアングル、猫や奥さんのフレームインで空気感を収めようとしている。そこに、むしろ違和感を感じる。
じゃあ、何なら違和感を感じないんだろう。
携帯カメラ的な? PV的な? 街歩き番組? どれからも演出からは逃れられない。
つまり僕は、この映画の”ドキュメンタリー演出”に違和感を感じているのだ。あざとい。

最近の僕たちは色んな動画を日々見続けて、実は様々なドキュメンタリーを大量に消費しているのかもしれない。ISの処刑動画、事件や事故の動画、フェイスブックで日々大量にシェアされてくるハプニング動画を虚々実々、「ほんまかいな」と思いつつ見る。そんな無自覚な僕らの前で、しかしこの製作者たちは果たして今もドキュメンタリーに希望を持っているのだろうか。

ナイーブである。
しかし、一方でこのように商品としてパッケージするには、これが一番だったのではとも思う。適度な距離で消費され、適度な盛り上がりを見せる(実際劇場は満員だった)。
ただ、個人的には記憶にも残らないんだろうな。。。

世界は日本に近づいている?

イギリスのEU離脱が決定となった。

国民投票の開票結果は24日の日中に報道された。
23日、香港に到着した夜のドル円レートは106円と反発して報道も
離脱回避を予想していたが、朝起きて再度チェックすると既に100円
前後まで急落していた。焦ってニュースを見ると「離脱確実」の文字。

「EU離脱」が勝利確実 英投票 | 2016年6月24日(金)12時49分 – Yahoo!ニュース

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その後数日、色んな報道や市況を見て考えがまとまってきた。
どうも、世界の空気は次のフェーズへと移行したようだ。

そこから更に色々と考え、新しい考えが湧いてきた。
それが、以下の内容である。

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最近考えを改め始めている。

もちろんトランプ旋風とイギリスの選挙がきっかけだ。
グローバル化する事で出てきた多くの問題を、理想でカバーし続けるももはや流入する移民に対応しきれなくなっている国が増えている。
香港・シンガポールなどの国も同じ傾向が続くとしたら、どこで均衡するかを政府は決定できるのだろうか。

ある程度の保護を伴う社会民主主義的な政策が、中国を含めてもほぼ世界的にデフォルトになりつつある現状、経済動向に依る人口比の急激な変動は政策にも大きく影響を及ぼす。
そのリスクを考えるなら、今の日本のように移民や外国企業の流入障壁を維持する方がむしろ長期的な成長政策も維持しやすい。そもそも貧困層であれ、富裕層であれ移民はメリットによって移動するリスクを取れる人々だ。
イギリスがトルコ化したら、誰がイギリスに魅力を感じるのだろう。
参入障壁は国=そのエリアの個性も維持し、観光産業や地政学的なメリットも維持しやすくなる。魅力をいつまでも保ち続けやすくなるのだ。

アイデアは世界を移動するが、土地の魅力はそこに居続ける。そうなる方がグローバルという言葉の魅力はむしろより強まるのではないか。
つまり、世界はより現在の日本のようになっていく。

こんな風に今日ふと思ったんだが、どうだろう。