最近の中国・香港・韓国・インド映画

最近見たアジア映画をピックアップ。
今回は良かった順で並べてみた。最後の作品が今回の一番。あえて特筆するべきは新しい中国映画と、王千源だ。

1. 追龍 Chasing the Dragon
2. 殺破狼:貪狼 Paradox
3. Akira
4. ミッドナイト・ランナー
5. 誘拐捜査(解救吾先生 Saving Mr. Wu)
6. 破・局 Peace Breaker
7. タクシー運転手 約束は海を越えて
8. 猪太狼的夏天 Mr. Zhu’s Summer
9. 羞羞的铁拳 Never Say Die

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1. 追龍 Chasing the Dragon

2017年香港
監督:王晶、ジェイソン・クワン(關智耀)
出演:アンディ・ラウ(劉德華)、ドニー・イェン(甄子丹)
ノスタルジックな懐かしい香港の風景の中で、昔ながらのマフィアのやり取りをスタイリッシュに描く…みたいな感じ。新しい何かを期待するというより、「昔の香港映画のあの感じ」を求める人のための映画のようだ。ダラダラ見てたら寝てしまった。

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2. 殺破狼:貪狼 Paradox

2017年香港
監督:ウィルソン・イップ(葉偉信)
出演:ルイス・クー(古天樂)、トニー・ジャー(特別出演)
行方不明になった娘を探しに来た香港警察の刑事が、タイで大暴れするアクション。
ルイス・クー(古天樂)は広告で気になっていた役者だが、どんな場面でも常にダンディさを崩さない。濃い~顔をいついかなる時でも変えなすぎて、ちょっと笑ってしまうほどだった(笑) タイを舞台に香港アクションってのが新鮮で楽しいが、あんな香港人が常駐している訳ないよね(笑)

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3. Akira

2016年インド
監督:A・R・ムルガードース
出演:ソーナークシー・シンハー
幼い時から武道を習っていた真面目な女子大生が、警察による悪事を目にしたことにより立ち上がり…
典型的なヒンディ・アクション映画だが、なにせ主演が女性!しかも結構きっちりキメてみせるので見ていて痛快だ。日本の名作【AKIRA】とはもちろん無関係。

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4. ミッドナイト・ランナー

2017年韓国
監督:キム・ジュファン
出演:パク・ソジュン、カン・ハヌル
警察大学で勉強し始めて2年になる熱血学生、行動派のギジュンと頭脳派のヒヨル。親友の2人は外出先で偶然、拉致現場を目撃する。
若いけど演技力がある2人が、コメディタッチでありつつ、真面目で真摯に被害者を助け出そうと奮闘する、素直にのめり込める映画だった。パク・ソジュンは東出昌大似の爽やかな俳優だ。

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5. 誘拐捜査(解救吾先生 Saving Mr. Wu)

2015年中国
監督:ディン・シェン(丁晟)
出演:アンディ・ラウ(劉德華)、リウ・イエ(刘烨)、ウー・ルオプー(吴若甫)、ワン・チエンユエン(王千源)
2004年に実際にあった俳優ウー・ルオプー(吴若甫)誘拐事件を元にした、「人気スター俳優が人質に…。凶悪な誘拐組織と捜査班の息詰まる死闘! アンディ・ラウ主演でおくる実録誘拐サスペンス巨編」(Amazon.co.jpより)
映画としても、テレビで見るような中国の地方都市っぽい雰囲気も含めて、とにかくリアルな感じが良い。ただ、この映画はなんといっても犯人役の王千源に持っていかれた印象だ。ものすごい存在感。悪をひたすら飲み込んでもまだ自分を見失わなさそうな恐怖感をまといつつ笑顔を絶やさない…真に怖い人はこんなんだろうと自然に思わせる。
それにしても日本版のパッケージがヒドい…もはやアンディ・ラウが誰かわからんくなってるやん…

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6. 破・局 Peace Breaker

2017年中国
監督:リエン・イーチー(连奕埼)
主演:アーロン・クォック(郭富城)、ワン・チエンユエン(王千源)
韓国映画【最後まで行く】の中国版リメイク作品。刑事が、自ら起こしたひき逃げ事件をきっかけにじわじわと追い詰められていくさまが描かれる。
上の【解救吾先生】で王千源が怖くて良いと思ったら、さらにスゴい演技をこの映画で見せていた。まるで不死身…【解救吾先生】と同じくやけに陽気なのが却って不気味さを際立たせる。しかも舞台がクアラルンプールという事で、中国映画とは違う空気感が漂っていて、ある種リアルさが消えて寓話っぽくも見えてきて面白かった。とにかく王千源だ。

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7. タクシー運転手 約束は海を越えて

監督:チャン・フン
出演:ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル
「1980年5月に韓国でおこり、多数の死傷者を出した光州事件を世界に伝えたドイツ人記者と、彼を事件の現場まで送り届けたタクシー運転手の実話をベースに描き、韓国で1200万人を動員する大ヒットを記録したヒューマンドラマ。」(映画.comより)
言わずもがなの良作だった。光州事件は一度ウィキペディアの記事を読んだだけだったが、見ていくと「これってもしや…」とわかるようになっている。ソン・ガンホが好きなので、あのコミカルな演技も相変わらずで最高だ。3代目マツダ・ファミリアこと起亜・ブリサが素晴らしい脇役として活躍している。

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8. 猪太狼的夏天 Mr. Zhu’s Summer

2017年中国
監督:宋灏霖
出演:孙博、刘雪涛、徐唯、李昊泽
パッとしない小学生教師が、転職する前にと自らの理想の教え方を試行錯誤しながら自分を見つめ直す数ヶ月を描く。
希望の無い若者の姿、穏やかな日々、ありのままの姿を良しとする描き方…どれも今まで見てきた中国映画のキャラクターからは一線を画するスタイル。自分が見てもとてもしっくりと共感できる、穏やかだがとても素晴らしい後味を残してくれる素敵な作品だった。

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9. 羞羞的铁拳 Never Say Die

2017年中国
監督:宋阳、张吃鱼(迟昱)
出演:艾伦、马丽、沈腾
八百長をしていた若手ボクサーと、それを暴こうとしていた女性テレビ記者がアクシデントで中身が入れ替わってしまい、なぜか一緒にボクシングでの勝利を目指すことになり…
これぞ中国コメディ!という高品質な娯楽映画。この作品、公開から数週間興行収入No.1をキープしたというヒット作だが、それに相応しい盛りだくさんの作り。主演の2人の演技力、特に女性の马丽の演技が特に良いのでコメディがきっちり成立している。最後の最後まできっちり楽しませて、後味もすっきり。これぞコメディの王道だ。

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不思議な中国ドリンク

日本のドリンクも、外国人からすれば結構おかしな飲み物と思われそうなものがある。同じように中国にも、どうやら我々には驚くべき飲み物があるようだ。

シンガポールはゲイランあたりで見つけた、これらの中国ブランドの飲み物たち。よく見ると色々おかしな点があって面白い。

真っ黒で不気味だが、ココナッツウォーター (椰子水) とブルーベリー (蓝莓) をミックスしたフルーツ飲料だ。黑派黑水 (Hēi pài hēi shuǐ)は、広東のメーカー「広東健橋」による若者向け飲料。

ちんちんという名の飲み物は、その名も珍珍飲料という広東の会社が作る清涼飲料で、これはライチ飲料だ。

裏に写る美女は柳 岩という女優/歌手だ。1元があたるキャンペーンを行っている。

Big BangのTOPがボトルにデザインされたお茶。名前がまた変わっていて「茶π」という。农夫山泉はここ数年Big Bangとコラボしているようだ。これはレモンティー。

安慕希という名前の、飲むヨーグルト。中国では紙パックのようだが、このボトルデザインも良い。会社は内モンゴル自治区にあるようだ

これは驚き!なんとクルミの飲み物だ。植物たんぱく飲料として露露という河北省のメーカーが販売している。意外にクルミそのものだが、違和感は少なかったかな。

さらに驚きの飲みものがあった!これはなんと…パンの飲み物だ。しかも”瓦斯”とある通り炭酸入り…どうしてこうなったのか…しかしラベルにも鮮やかにパンが描かれていて、間違いようがない。。。

この秋林格瓦斯という飲み物は、秋林というハルビンの企業が製造しており、なんとこれが100年以上前の創業以来のメインの商品らしい。
飲んだ感じは…しかし、どうにも”パン”そのものであった。しかも炭酸…これは結構キビシイ…中国の若者たちはこれを喜んで飲んでいるのだろうか。。。

深セン(深圳)のクルマたち。

6月以来の訪問となった深圳の街。
あらためて車たちをチェックしてみた。わずか半年なので印象論と思うが、前回より遥かに多くの中国国産車を見ることができた。売上が好調なのを反映して…いるのだろうか。

SUV系は似たようなカッコのモデルが多数走っていた。
これは上海汽车(上海汽車工業)の1ブランド、荣威(ROEWE)RX5という1.5-2.0Lモデル。

詳細画像など: 【荣威RX5图片】-易车网

長城汽車(长城汽车, Great Wall) 哈弗 (HAVAL) というSUVブランドを持っている。このモデルはH6という1.5/2.0LターボのSUV。

正直遥かに大きなクラスに見える。

画像はここで:【哈弗H6图片】汽车之家

このイヴォーク+アウディ的な、ヨーロッパ風デザインは众泰汽车 (Zotye Auto)T700というモデル。今年2017年登場の新しいトップモデルだそうな。4~7人乗で三菱製を含む1.8~2.0Lのターボエンジンを搭載する。

ラーメンのふちを思わせる中華風のロアグリルがポイントだ!(笑) 詳細画像など:【图】众泰T700图片_汽车之家

奇瑞汽车 (Chery Automobile)瑞虎3という1.6Lモデルの5人乗SUVだ。

詳細画像など:【图】瑞虎3图片_汽车之家

1年前から登場の新型キャディラック、XT5も停まっていた。

この7人乗ミニバンは海馬汽車(海马汽车、Haima Automobile)という第一汽車傘下のメーカーによる福美来七座というモデル。

詳細画像など:【福美来F7图片】汽车之家

街なかでも福美来七座はいた。

このミニバンは、华颂 (Huasong) 7という名の华晨汽車(かしんきしゃ、Brilliance Auto)傘下のミニバンブランドの高級モデルだ。华颂 (Huasong) はBMWとのジョイントベンチャーで作ったブランドで、このモデルも傘下の金杯ブランドのモデルをベースにBMW製2.0Lエンジンを搭載している。だからか、ヨーロッパ的デザイン。

詳細画像など:【华颂7】-易车网

定番中国車デザインなこのバンは、長安汽車(长安汽车, Changan)睿行という。三菱の4G15S、1.5Lエンジンの5人乗。このデザインは現行モデルである。ちなみに、こういう小型ミニバン・カテゴリーを中国では「微面」と呼ぶ。

詳細画像など:【图】睿行M80_汽车之家

こちらも長安汽車の小型バン、星光だ。排気量は0.8~1.3L。

詳細画像など:长安商用 长安星光4500_腾讯汽车【图】

この一見商用バンに見えるクルマも長安长安欧诺 (海外名:Changan Honor) というCDVである。CDV (Car Derived Van)とは、ルノー・カングーみたいな乗用車に箱がついた乗用車的な小型バンのこと。

出自の通りヨーロッパ的なデザインを狙ったようだ。2012年に登場した1.3/1.5Lの5~8人乗りモデル。

三菱デリカそっくりのこれは东风柳州汽车(東風柳州汽車)の1ブランド、东风风行(東風風行, FX Auto)菱智というモデル。2001年から現在も生産されている。

百度百科での菱智の説明では、三菱デリカ・スペースギアの翻案 (东风风行菱智原型车为日本Space Gear L400,常被译作三菱太空舱)とはっきり記載されている上、エンジンも三菱製を使用、なにより車名の菱智という名前が三菱との関係を物語っている。

その辺はこの記事 「中国版 ミツビシ デリカ カーゴ !? 風行汽車 菱通 CMV ・・・・」アクア ランサー Ralliartのブログ にも書かれている。

 

 

東風日産 (东风日产) もいた。帥客 (帅客 shuài kè) という名前の1.5~2.0Lを搭載したバンである。ただ、エンジンは日産製ではなく三菱 (1.5L, 2.0L) やプジョーPSAの1.6Lという不思議な組み合わせである。

これはそのプジョー製1.6Lを搭載したバージョン。先代モデルである。

東風小康 (东风小康、DFSK)は東風の小型車部門だが、バン・トラックが主なラインナップ。これは2012年から生産しているCシリーズである。1.4-1.5Lクラスだが、EV版のEC36もある。

如何にもなオバサンが通りすぎる横で荷降ろしをしているのは、2006年から作られている1.3Lの小型バン(微面车)、上汽通用五菱揚光(扬光)だろう。

この長~いバンも上汽通用五菱。荣光 (榮光、Róngguāng)というモデルは排気量1.2Lだが、この加长版(拡張版)の全長は4.5mもあり、ハイエースに近い長さを持つ。

詳細画像など:【五菱荣光2012款加长版 6450B-标准型侧前45度车头向左水平汽车图片-汽车图片大全】-易车网

上汽通用五菱の五菱宏光は5-7人乗りのMPVだ。2010年に登場し、写真の初期型はヒンジドアだが、後にスライドドア化した。1.2/1.5Lエンジンだが、5MTしか無いのは良いのだろうか。

こっちはBMWルック。华晨(華晨)金杯海星A9というモデル。排気量は1.0Lだが燃費で人気のモデルらしい。

ヘッドライトまでBMWを意識しているのがむしろ、確信犯だと自白しちゃっている。

このフォードの救急車、独特な顔つきだが中国版のフォード・トランジット (福特全顺) である。第3世代をベースとし、エンジンは2.7Lディーゼルと三菱製の2.4Lガソリンがある。それにしても、中国車の三菱エンジン使用率たるや!

長安汽車(长安汽车, Changan)のトラックもいた。神骐T20という1.3Lエンジン搭載のモデルである。

変なパトカーも見かけた。ゴルフカートのようだがれっきとした深圳警察の車両だ。いろいろ調べたのだが、たぶん沃森电动车 (Wosen EV)という、深圳にあるEVメーカーの車両のようである。2003年創業で、この6人乗り以外にも様々なタイプを警察に納入している。雨の時には横のカバーを下ろすこともできるようだが…使えるんだろうか(笑)

この小さな車もEVだ。新大洋電動車有限公司(山东新大洋电动车有限公司)によるブランド知豆によるD2という2人乗モデルだ。レンタカーでまずシェアを獲得する作戦で成長しているようで((中国)2人乗りEV「知豆」の販売好調、レンタカー市場で売り込み: Reuters )、この芒果出行もスマホによるレンタカーサービスである。2016年まではボルボやロータスも所有する吉利 (Geely)汽車傘下だったが、現在は離脱している。このモデルはD2Sという廉価版の模様。

比亚迪 (BYD) の超小型車、F0もいた。1.0Lの排気量にiQやアイゴ的なサイズ。室内はMINIぽいと言うよりヴィッツぽいデザインだ。現在も販売している。

これもBYD。比亚迪・秦 (英名:Qin) という名前のセダンである。こちらも現在も販売中。BYDらしくEV版もラインナップしており、どちらも先進性をアピールするかのようにテスラよろしく超巨大なディスプレイをセンターコンソールに装備する。

この車両、ナンバープレートが緑と白になってるのは、環境優遇車の証なのでEV版だと思われる。

中国車の心、VWサンタナがいた。サンタナは、大众桑塔纳という名前で83年以来400万台を売り上げ、90年代以降の改革開放期の中国を支えた。2012年までの実に29年間も生産され、多くの中国人に馴染み深いモデルとして、今のVWの中国での人気を作り上げた名車だ。

以前見た映画「山河ノスタルジア」でも90年代のシーンで主人公の相手がサンタナを運転していた。
この記事でも、90年代の記憶とサンタナの強い結びつきについて書かれている。【我们可以怀念90年代,但不必怀念桑塔纳 – 每日头条】

こちらもサンタナ。2004年以降のフェイスリフト後の桑塔纳3000。

深圳でよく見るタクシーの多くはトヨタである。見ない車種なのだが、これは中国版で廉価版のカローラこと花冠EXである。メインのカローラは日本と同じプラットフォームから設計されて販売されているが、こちらの廉価版は未だに120系をベースとしている。

こっちには普通車の花冠EXもいた。
詳細画像など:【图】花冠_丰田_汽车之家

そしてこちらは、中国版のクラウンである。自分もこれを見るまでクラウンは国内専用車だと思っていたので驚いたが、デザインも専用で左ハンドルの中国専用モデル“一汽丰田皇冠”が生産されている。この中国版は180系ゼロクラウンからスタートし、現行モデルの14代目210系は日本発売の2年半後の2015年に発売した。

リアスタイルも独自デザインとなり、よりスポーティになっている。エンジンは2.0Lターボ一種類のみ。
詳細画像など:【皇冠图片】_汽车之家

奇瑞汽车の艾瑞泽7 (Ài ruì zé)というセダン。幅も1825mmもあるが、パワートレーンは1.5L+CVT/5MTだ。

外国ブランド2台。シボレー (雪佛兰)マリブ (迈锐宝XL, Malibu)は2016年からの新しい現行モデル、右側はヒュンダイ (北京现代)のエラントラを4cm長尺化した朗动 (Lǎng dòng) である。2012~16年の前期型だ。

この大柄で不思議な雰囲気…なんだろう。これはメルセデスと比亚迪 (BYD) が合弁で立ち上げたDENZA (腾势)というブランドである。販売しているのは2014年以来この一車種だけである。Bクラスをベースにサイズを拡大し、幅も1.8m以上もある大きな4ドアセダンだ。電気自動車:ダイムラーの中国産電気自動車「DENZA」はどんなクルマなのか – MONOist(モノイスト)

詳細画像など:【腾势】最新腾势报价_腾势腾势社区-易车网

ヨーロッパ車感がプンプンする。DENZA (腾势)の本社は深圳、だからこそこんなところでも見かけるのだろうか。

2017下半期中国映画レポート

もはやこの時期、下半期としてまとめるしかないが、残念ながら最近はそれほど見られなかった。

見たのは以下の6本。香港が多い。
1. 大闹天竺
2. 原諒他77次
3. 拆弹专家
4. 目擊者
5. 美好的意外
番外. 忘不了

1. 大闹天竺 “Buddies in India”
「人再囧途之泰囧」以来のおなじみ、王宝强のドタバタコメディが今度はインドに行ってしまった。

しかしシリーズもここまで続くと、さすがに色んな要素が入り込みすぎて収集がつかなくなっている。本当の意味でドタバタな作品。末期だな。

2. 原諒他77次 “77 Heartbreaks” 邦題「77回、彼氏をゆるす」

香港のラブ・ストーリー。好きなことを追求しようとする男、相手とのバランスを考える女。相手への不満を77回記せるノートをキーに空回りする想いを描く。二人が鎌倉へと旅行し、そこでも道順を巡って喧嘩する場面が描かれる。日本旅行への感覚が伝わってきて面白い。類型的ではあるかな。

3. 拆弹专家 “Shock Wave”

アンディ・ラウこと劉德華の香港アクション。世界では春頃に公開していた覚えがある。九龍と香港島を結ぶトンネルという、よく知られた場所でのテロを題材に、アンディ・ラウは爆発物処理班を演じる。さすがのビッグ・バジェット、鉄板のキャスト。冒頭から盛り上がるし、最後まで楽しめた。

4. 目擊者 “Who Killed Cock Robin”

渋く見せる台湾サスペンス。じっくりと最後まで見てしまった。辣腕雑誌記者が、自身の罷免を期に過去に遭遇した不思議な交通事故の背景を探り始め… まるで韓国ノワールのように、モノトーンの画面、誰もが悪人では…という話で飽きない。

5. 美好的意外 “Beautiful Accident”

中国映画の本領発揮のような映画だった。他人に共感せず、理論だけで仕事をしていた弁護士の女性が、突然2児の主婦となり、自分が変わり始めるコメディ。桂綸鎂という台湾の女優が抜群に見せる。愛嬌、雰囲気の漂わせ方。上手い。映画自体もまとめ方がくどくなく、素晴らしいバランス感を発揮している。特に寓話部分の美術や演出がいい。

番外. 忘不了 “Lost In Time” 邦題「忘れえぬ想い」

ふと昔の香港映画を見て、やっぱり染み入る事を再発見した。2003年制作。変わっているようで変わっていない香港らしさと、同じように変わっていない昔の日本の感覚がシンクロしていた事がよくわかる。あの頃、あれほど日本の歌謡曲が香港の人々に親しまれていたのかも、同じような理由だろう。張柏芝飾(Cecilia Cheung)が素晴らしい。香港のミニバスこと小巴が素晴らしい小道具となっている。

先日訪れて見た、現在の小巴。

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2017上半期中国映画レポート

ここ最近、これらの中国映画たちを見た。

1. 我不是潘金莲
2. 28岁未成年
3. 情圣
4. 乘风破浪
5. 嫌疑人X的献身

1. 「我不是潘金莲」

今も中国一の美女と言えば彼女を指すのだろう、というイメージの范冰冰 (ファン・ビンビン) が主演。1枚めポスターの2人は同じ彼女。范冰冰がこんな泥臭い田舎の女性を演じる、というのも一つの売りになっているようだ。

ただ、それよりもまずはこの不思議な画面に吸い寄せられる。

冯小刚新片《我不是潘金莲》首曝预告

丸く切り取られた画面の中で、昔ながらの生活が営まれ、理不尽さに耐えながら地道に努力する女性が、じーっくりと描かれていく。社会の、というか立場に固執する人々を皮肉っぽく描いていく。
絵画的だが泥臭い。美しい風景とかではないのだが、見ていて飽きない。とはいえ、話もじーっくりと進むので中々最後まで見るのは辛かったが(笑)

英語タイトルは “I Am Not Madame Bovary” で、原題も「私は潘 金蓮ではない」である。潘 金蓮とはウィキペディアによると水滸伝などに登場する「絶世の美女だが性欲・物欲・向上心が強く、夫を殺して情夫との淫蕩にふける典型的な悪女・淫婦」の象徴的な人物のこと。英題のボヴァリー夫人も同じような人物。もし邦題をつけるなら、誰の名前を充てるのだろうか。
などと思ってたら、既に原作の邦訳が出版されていた。

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2. 「28岁未成年」

学生時代から付き合って10年、同棲も5年して今さら別れの危機に陥った28歳女子が、17歳に戻れるチョコレートを手に入れて…というラブコメ。

《28岁未成年》Suddenly Seventeen || 爱情版预告

主演の倪妮 (ニーニー) は28歳と17歳をもちろん両方演じるのだが、彼女の演技力は十分に説得力がある。17歳時代の恋人役には”我的少女時代”の王大陆 (ダレン・ワン) !

 

3. 「情圣」

既婚子持ちの代理店勤務の30過ぎ男 (肖央) が、広告でやってきた韓流モデル (クララ、イ・ソンミン)に何とかお近づきになろうと必死に頑張る…というコメディ。

《情圣》Some Like It Hot || “搞事”版预告

肖央という主演俳優は、どっかで見たな~と思っていたら、王宝强「唐人街探案」に敵役で出ていたのであった。脚本や制作もやったり音楽でも有名らしい。
しかし、映画はまあゲスい。コメディとして面白いけど、見ててもひくレベルで男目線だけのゲスい努力が続くので、人を選ぶ映画だろうな…

 

4. 「乘风破浪」

あの80后世代の人気作家・韩寒 (韓寒)が監督した第二弾作品。僕は「ネオ・チャイナ」という本で彼の人気を知った。しかも、現在はラリーもやっている。ずーっと気になる存在だ。

話は、父親との確執を抱えた男が、事故をきっかけに父親がまだ結婚する前の時代へとタイムスリップし、同世代の父親と共に過ごしながら父親の実像へと触れていき…というもの。大きなクライマックスも少なく、穏やかに話も進んでいき、落ち着いた作りで楽しめる。質も高い。

《乘风破浪》曝终极预告

それにしても、主演の邓超 (ダン・チャオ) は本当に忙しそうだ。美人鱼はじめ、いろんな映画でしょっちゅう目にする。今が俳優人生のピークなんではなかろうか。

タイトルにもなっていて、劇中でも歌われる「乘风破浪歌」はさだまさし「関白宣言」の中国語版だそうな。しかも今回は韩寒みずからが作詞をしている。

「男子汉宣言之《乘风破浪歌》」というのが正式名なんだろうか。「関白宣言」は中国漫才”相声”の定番ネタにもなっているようだ。もちろんさだまさしのがオリジナルなんだろうが、歌詞がネタなのかタイトルだけなのか、一度聞いてみたい。

冒頭と後半に、やはりラリーやドリフトのシーンが出てくる。当然所属していた/いるスバル・ラリーチーム・チャイナのWRX STi。しかも、タイムスリップ場面ではちゃんとインプになっていて、90年代に時代考証も揃えている(笑)

 

5. 「嫌疑人X的献身」

言わずと知れた東野圭吾の大ヒット作品「容疑者Xの献身」の中国版である。2012年の韓国版に続き今年の4月公開となった。監督はあの「左耳」の、歌手で俳優でもある苏有朋 (アレック・スー) だ。

しかし、実際にはかなり手堅い方向でのリメイクになっていて興味深かった。福山雅治や柴咲コウが彩りコメディ要素も混じっていた日本版からすると、非常に「暗い」映画になっていた(笑)
俳優も、王凯(ワン・カイ)张鲁一(チャン・ルーイー)という2人が主演なのだが僕は知らなかった。特に张鲁一はドラマで有名らしい。

この映画の車両はBYD (比亚迪) というメーカーがスポンサーなのだが、そのせいで同社が誇る”車庫出し”機能をさりげなく盛り込んでいて面白い。僕は知らなかったので、えええ???と映画そっちのけで気になってしまったものだ(笑)
全新速锐 比亚迪汽车 (速锐がモデル名である。)

ここより

初めての中国、初めての深セン(深圳)(余談)

深圳に入ってからの携帯はは中国移动(チャイナ・モバイル)にローミングして使っていた。

興味深かった中国国内のインターネット事情。果たして…という想いでグーグルを出してみたが…

あれ??
普通に表示しますけど…??
Google Japanだからかな?

いわゆる”天安門事件”、六四事件の中文ウィキペディアもほら、この通り。

念を入れて(笑)、色々六四(天安門)事件について色々ややこしそうなページを表示させてみた。

URLが何故かグーグルから変わっていないのが変なのだが、とにかく見れるのは見れてしまって拍子抜けであった。この携帯のIPがマークされていない、または入国数時間で観光客と判定されていたりする、のだろうか…??

不可思議なものである。

初めての中国、初めての深セン(深圳)4

深圳では、とにかくこのレンタサイクルが大量に走っていた。

Bluegogo 小蓝单车 (小藍単車), Ofo 共享单车(共享単車), Mobike 摩拜单车(摩拜単車)、皆有名なレンタサイクルブランドである。

ハンドルの中央にQRコードがある。これを微信 (WeChat、ウィーチャット)に読ませると、使用開始となる。

使用料は30分で1元(16円)と安い!使い終わったらどこでもロックをかけたら使用完了だ。車載のGPSでブランドはどこに自転車があるのか把握できている。

こんなタイプのレンタサイクルもあった。

これも同様に微信で支払いを行うことが前提となっている(地下鉄のカードも使用可)。このインフラの進み具合は素晴らしいと言う他ない。

一方でこちらも大量に走り回っていた。電動バイクである。

これの驚きは、完全に無音で走ることだ。後ろからいきなりすり抜けてくる。

しかも大量に走っている…これは結構危険だぞ…

微信の普及はケータリングというか、出前の発展も後押ししていて、そこでも電動バイクは大量に使われている。

(※この写真、右側に何気なくテスラのモデルXが写っている。初めて見た…)

この美团外卖(美団外売)も出前チェーン。

もちろん百度 Baiduも出前サービス、やってる。

ちなみに微信のモバイル決済機能(理财通、理財通)は、駅にもこんなに大きな広告が。女優は刘涛で歌手であるらしい。

鉄道では、新幹線を目撃した。中国高速铁路 (中国高速鉄路、CRH) の和谐号(和諧号)CRH1A型だろうか。ボンバルディアのライセンス品。

錦繍中華ではモノレールを見かけた。園内だけでなく、ホテルかどこかへと連絡用になっているようだ。

自動車は、実はあまり中国車を見かけなかった。意外だし、楽しみにしてたのになぁ…
深圳だけかもしれないが、多くが欧州車か日本車で占められており、まだまだ中国車は3割程度という印象であった。

これはBYD(比亚迪、比亜迪)の唐100という現行モデル。

なんとCMをディカプリオが演っている!

これは…第一汽車の1ブランド、奔腾B70というセダンだ。マツダ・アテンザベースでエンジンもマツダの1.8~2.3Lガソリン。デザインはジウジアーロ(!) これは2012年までの前期型だ。

これは广汽集团(広汽集団)の传祺(Chuán qí)GA5という1.6Lセダン。

BYD (比亚迪) のE6という電気自動車。

このミニバンは华晨汽车集团(華晨汽車、Brilliance Auto) が金杯 (Jīnbēi) というブランドで出している中华(中華)V3というモデル。

これは恐らく上汽通用五菱汽車の宝駿(Bǎo jùn)ブランドのミニバン。

これも同じ上汽通用五菱の五菱荣光V(Wǔlíng róngguāng V)という現行モデル。

この三菱グランディスそのままのモデルは东风风行 (東風風行、FX Auto) という东风汽车(東風汽車)の子会社による三菱のライセンス品。名前は景逸 (Jǐngyì)という。

上汽通用汽车 (上汽通用, SAIC-GM) が製造していたビュイック (别克, Biékè) のGL8というミニバン。ポンティアック・モンタナがベース。

东风雪铁龙 (東風雪鉄龍、Dongfeng Citroen) が製造している全新爱丽舍(全新愛麗舎、Quánxīn àilìshè)ことシトロエンのC-Elysée。プジョー版の301ともども中国ほか新興国中心に販売されている。

バスはさすがに中国メーカーの独壇場といったところ。これはトップシェアの金龙客车(King Long、金龍客車)

こちらは2位になる宇通客车(Yutong Bus, 宇通客車)の、おそらくはZK6119H5 旅游版だろうか。

こちらも金龍だが、別会社となる苏州金龙(蘇州金龍)で、ブランドはHIGERとなる。

これも宇通客车の、路線バス。このモデルの4つ目ライトは特徴的。

中国では現代Hyundaiのマイクロバスも販売されているようだ。Countyという名前で、この顔は2008年からの現行モデル。

最後のおまけ。香港空港で見かけた警備トラック。三菱ふそうのキャンターベースのようだが、低い全高が特徴的。

このGuardforceという企業は香港、マカオでは有名な警備会社のようで、このタイプのトラックを長年使って市内でも普通に走り回っているようだ。だから、他のワンボックス並の全高に抑えているのかもしれない。おそらく2m少々程度。